ガッチャマンインサイトの感想


ガッチャマン、なかなかに混迷を極めて来た感じがします。もちろん、殆どの人が現在の状況を理解し、把握しているところではあると思いますが、説明が面倒くさいという意味で。

現在の状況は、直接民主制的なシステムであるクラウズを、更に直接民主制的な宇宙人首相が多数決で廃止したという状況。前までは、首相は、クラウズの意見で国民の意見を取り入れてって感じで決めてた事柄が、直接の投票で決められる様になった感じ。前の記事でも書いたけど、これには危険もあるし、良い所もあります。

まあ、これ以上の説明は分かりにくくなりそうなので割愛して、主人公であるはじめちゃんの話。

はじめちゃん、変わったなあというのが私の印象。

なんというか、今のはじめちゃん、あんまり良くない感じッスというのが正直なところ。

なぜかというと、結果的に正しいかどうかは別にして、みんなを一つにって頑張ってる人達がいるわけですよ。

いや、私はこういう価値観は好きでもないし、別に嫌いでもないのですが、私の考え方とは少し違うなあと思います。

私は、相当な個人主義だと思います。

「他の人のことなんて気にしてどうするの?自分がどうあるかのほうが重要なんじゃないの」って言うのが、私の感情的な基本位置だと思います。

だからこそ、他人の考えがどうであれ、それについて対して怒りもしないし、気にもしない事が多いです。これを冷たいっていうんでしょうね。

したがって、みんなの心を一つにって言われても、「ふーん、いいんじゃない、頑張って。僕は参加しないッスけど」と感じます。

そもそもみんな一つにってことが悪いことだとは思ってないし、良い所もいっぱいあると思う。世の中を良くすることだってあるだろう。だから、私はこういう価値観を否定しないのです。

しかし、私はどちらかと言うと相当な個人主義感情を持ち合わせているため、肯定もしません。

でも6話を見ていて思うのが、自分の信念、「みんなを一つに」っていう信念を主張し、行動し、実践して頑張っている宇宙人は、正直、偉いなってそう思います。

今回、はじめちゃんは、こうした行動している人達に対して、一種の苦言みたいなことを指摘したように感じますが、言いたいことがあるなら、もっと早く行動したり、行動したほうが良かったのかもしれません、と思います。

1期のはじめちゃんは、私の印象で言うと、「行動する人」でした。メンバーを引っ掻き回して、行動しまくってた気がします。

でも2期ではあんま行動してないような気がします。

私は基本的には、自分と考えが違うとか、一緒とかで人を判断したりはしないなあ。考え方は違うのが当たり前。

アニメって、考え方イコール結果であることが多いんですよね。多くの人は、考え方が好きなんじゃなくて、結果が伴った考え方が好きなだけなので、現時点では判断しにくいのです。

これには段階があって、考え < 行動 < 結果という順序になっています。考え方の点で止まっているはじめちゃんと、行動までステージ移動した宇宙人、基本的には宇宙人さんのほうがポイントは高いのです。

でも、これを結果から逆算してしまうと、間違えてしまう危険も大きいのです。結果を見て、行動を評価するみたいな。これが多くの人のデフォルトになりがちだと思います。

今後、宇宙人さんのやり方には、大きな問題点などが指摘されていく展開になりそうですよね。国民の投票結果や判断が、必ずしも正しい結果に結びつくとは限らないのです。でも、宇宙人さんは、行動した点で偉いって思います。