気分を乗せる技術


やる気を出すにはどうすればいいのかみたいな話をちょっと考えてみたのですが、これについては確立された技術やテクニックのようなものは存在しない気がします。

褒めて伸ばせと言う言葉がありますが、人間というのは慣れてしまう生き物であり、いつも褒められるとそれに慣れてしまって、やがて褒められてもやる気が出ないという状態になってしまうこともありそうに思います。その点では、「これをやれば万事解決」というようなものではないと思います。なので、確立され確定され固定された技術やテクニックはないのかもしれないなというようなことを思います。また、人それぞれ特徴も違うでしょうし。

ここで、ドーピングのような薬、例えばエナジードリンクなどのようなものを使ってやる気を出す方法もあります。しかし、これについても、薬というものも人間慣れてしまうもので、薬を使い続けると薬が効かなくなってくると言われています。

したがって、やる気がでないときにやる気を出すというのは難しいものですよね。私はそう思います。

ただ、いわゆるプロの人はこう考えるかもしれません。

「やる気があるかないかに左右されていてはダメだ」と。

なぜなら、それでは安定しないからでしょう。プロというのは常に安定したパフォーマンスを発揮する、もしくはそういったものを目指している人々を指します。もちろん、プロであってもそれは難しいことなのでしょうけれど、しかし、創作活動は気分次第と言われると、プロの人は多分、「それは違う」というのかもしれませんし、「それではプロとは呼べない」というのかもしれませんね。プロの人は気分が乗らない時も仕事をします。

ただ、ここで問題にしているのは創作活動の話なので、プロの仕事というのとはちょっと違うのかもしれません。創作活動は自由なものですし、そうでなければ面白くありません。プロの仕事というのはクライエントの要求に沿ったものであり、完全に自由というわけではありませんから。

さて、前回の補足はこれくらいにして、本題に戻すと「やる気を出すにはどうすればいいのか」という話でした。

色々と個人個人が考えるところはあって、自分はこうしているなどあるとは思うのですが、私は、不満や怒りがやる気を出すきっかけに当たるんじゃないのかなと思うことがあります。

ようはそれをどのような形でぶつけるかというの話であって、不満や怒りが必ずしも悪いものだと私は考えません。

ただ、その表現の仕方によっては批判を受けるのは確かです。例えば、ネットで悪口や陰口を言ったり、批判したりなどという行為は、その表現手法としては劣位に当たると思います。創作活動に比べて。

なぜなら、それが簡単に誰にでもできることだからでしょう。そこに個性はあまり見当たりませんよね。

次に、創作活動にぶつけるとしても、その表現手法は人によって様々です。ここで、不満や怒りがやる気の原動力だったとしても、それを単にぶつけるだけぶつけてハイ終わりというのでは、その質というものが少なからず矮小であるように思うので、その辺が難しいところかもしれないなあと思ったのです。

おわり。