道具にはこだわるべきか

A Simple Life (3/6)道具にこだわるべきか、こだわらないべきか...というテーマについて自分なりの考えを書いていきます。
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基本的なスタンス


偉い人が書いた本には、このテーマに関して、ほとんどの場合こう書かれています。「道具にこだわりを持つべし」と。


私もそう思いますが、大抵の場合、唐突にこういう話をし、道具にこだわりを持つべき理由についてあれこれ書いてあるんですが、ちょっと説明不足かなと。


例外的なスタンス


どこらへんが説明不足なのかというと、道具にこだわるべきその時期についての説明がまったくないからです。例えば、最初から道具にはこだわりを持って接すればいいのか、ある程度、使ってみてからこだわっていくべきなのかでこの言葉の捉え方は大きく違ってきます。


私は、道具にこだわりを持つのはいいことだけど、それは道具を使っているうちに自然と持ててくるものであって、最初からこだわってたら何も出来ないでしょという考えを持っています。


例えば、OSです。OSにこだわっている人はほんとうによく見かけます。悪いことではないし、むしろいいことだとは思いますが、他人にそのこだわりを押し付けるのはなんか違う気がします。Macのここがすごいよとか、Windowsはここが便利だとか。そういうのは、単なる表面的なものであって、私の場合、根本的には好きか嫌いか、自分に合っているかそうでないかではないかと考えています。


Vimについて


例えば、私は、テキストエディタには、Vimを使ってます。全然使いこなせていませんが、Vimが他のエディタよりも優れているとかそういう理由ではなく、好きだから使ってます。


なので、Vimよりも科学的に優れていると証明されたエディタがあっても、私は、Vimを使っていくんじゃないかなと思っています。もちろん、他のエディタの方を好きになれば、乗り換えますし、自分にとってマイナスになるような制限は必要ありませんから、乗り換えができないというわけじゃありません。


ただ、今のところは、上のような考えが自分のなかにあります。そして、これも一種のこだわりなんじゃないかなと思っています。


しかし、これは、最初からこだわりを持ってたから得られた結果ではありません。色々なエディタを使ってみて、その中で、Vimを選んだのであって、最初から何かに決めていたら、非常に視野が狭くなっていたなと思います。


結論


こだわりを持つというのは、道具を使っていくうちに自然に愛着を持てたり、好きになったりした結果であって、ある程度長く使ってみないと分からないことだし、最初から持つものではないなというのが、個人的な考えです。


よって、「道具にこだわりを持つべし」をそのままの意味で捉えてしまって、何でもかんでもこだわるのはなんか違うなという気はすごくします。


以上より、個人的な考えをまとめますと、「道具には、最初はこだわるべきではない。しかしながら、最終的にはこだわるべき」となります。