今後の初音ミク

HappyAnniversary今後の世の中の流れとVOCALOIDについて書いてみたいと思います。内容的には、非常に痛いので、あまり見ないでください。
photo credit: Yuukichi Ikeda



私が好きなもの


私は少し変わっていて、初音ミクのキャラクターなどについてはそれほど執着はないんですよね。もっぱら曲のみで初音ミクを楽しんでいる感じです。


私が好きなのは、キャラクターと言うよりも、VOCALOIDなどのソフトウェア類というよりも、むしろ曲を作っている人達が好きなんですよ。


VOCALOID好き、初音ミク好きの人たちの中には、すごい曲を作って、無料公開してくれている人もたくさんいて、彼ら、彼女らはとてもカッコイイですよね。


彼らの多くは、お金で動かない人達であり、その点も見逃せません。


お金で動く人と動かない人


世の中には、お金で動く人とお金で動かない人がいます。もちろん、お金で動く人は悪い人といっているわけではなく、お金で動くことは、むしろ当たり前のことです。


しかし、お金で動かない人もいます。そして、私は、こういう人達のほうがカッコイイと思うわけです。


私自身、少しばかりパソコンを触ってきてわかったのは、世の中のコンピュータやネットワークの世界は、お金で動かない人達の手によって作られているんだなぁということです。もちろん、お金により設計されたものもたくさんあり、ネットワークの初期段階では軍事目的によって生まれたものもあります。しかし、私が知っている今現在で使われているツールのほとんどが、お金で動かない人達によって作られたものです。これは本当にすごいことだと思います。


一方、お金で動く人達もいます。例えば、今回、「ダウンロード違法化」法案が将来において確実に施行されることになってしまったわけですが、専門家、特に法律実務家の方々の大多数、ほとんどの人がこの法律はバランスが悪いし、濫用の危険も大きいと反対しているにも関わらず、国会議員の賛成多数によって可決されました。


私自身も、ダウンロード違法化、刑罰化には反対ですし、やはり刑事罰とするには行為と結果のバランスを欠いているし、権力の濫用の危険性がとてつもなく高いことから反対です。


今回のダウンロード違法化関連の法案には、リッピング違法化、ダウンロード違法化など様々な要素が盛り込まれ大変なことになっています。


私は、国会議員の多くはお金で動く人達だと考えています。反対に言えば、信念も何もなくお金だけで動く人達という印象を持っています。これは、私自身歴史の授業を受けてますので、それくらいのことは理解しているつもりです。つまり、政治とカネの話です。もちろん、国会議員がこういう人達ばかりではないことも事実ですが、歴史を勉強していると、そういう人が多いという印象を持っています。


今回のダウンロード刑罰化に関し、噂では多額の献金が日本レコード協会からあったという情報があります。ただし、確証(確証とは多分、確たる証拠のことでしょう)はありません。しかし、個人的に言えば、確信はあります。また、CDが売れれば、税金がたくさん入ってくると予想しているのでしょう。


個人的には、こういう人達を見ていると、カッコ悪い人達だなと思っちゃうのは、内緒ですよ...。


相手の立場に立って想像してみよう


しかし、そうは言っても、自分がもし国会議員ならどういう行動をとったかというと、正直反対していたかは大いに疑問があるのも事実です。


仮に日本レコード協会から多額の献金を受け取っておいて、反対できるかというと、やはりできないですよね。私自身もできないと思います。


また、献金を拒否していたかというと、これも疑問ですよね。たくさんのお金がもらえちゃうわけですからね。個人レベルで見ると、人間というのは、私も含めてかなり弱い生き物です。とても強い人もいますが、そういう人は、100万人に1人でしょう。


確率的に言っても、私が現実において誘惑に負けないということはほぼありえない。


ただし、口だけなら言っておきましょう。私は、ダウンロード刑罰化に反対です。


しかし、実際は、社会に出てみないとお金というものがどれほど人を誘惑するものなのか、また、その時に自分がどのように考え、感じるのかは分からない。


日本レコード協会について


私は、昔から言っているように、経営においてはいつまでも同じやり方は通用しないと考えています。もちろん、経営について学習しているわけではありませんし、知識もありませんが、そのように考えているわけです。


これは、日本レコード協会にも当てはまります。


例えば、昔はCDが売れたと聞きます。本当に儲かっていて、歌手に歌わせて、CDをコピー製造し、量産すれば、どんどん売れていたようです。


しかし、そのようなやり方がいつまでも通用していたら、逆におかしいですよね。やはりいつかは従来のやり方では思ったほど儲からなくなってくると思います。


こういった時、一体どういう行動をとればいいのかというと、その答えは未来にしかないわけであって、誰しも分からないというのが正直なところだろうと思います。


ただ、私が思うに、儲からないから、コンテンツを無料ダウンロードしている人達に刑事罰を化したらいいんじゃないかという安易な方法がうまくいくとは到底思えません。


人々はより良いサービス、よりよいコンテンツを求めるものですから、それに注目せず、本質的な部分を理解しないまま進んでも、殆どの場合、良い結果は出ないと考えるからです。


よって、今後は、ダウンロード刑罰化の流れを受けて、人々は、海外のものも含めて、今までとは違ったサービスやコンテンツを求める流れが予想されます。


とすると、やはり過去のようにCDが売れるとは到底思えません。最初こそ販売台数が持ち直したように見えるかもしれませんが、それは多分一時的なものでしょう。そうなると、日本レコード協会大丈夫かな...。もしかしたら、手遅れかもと思っているのは私だけでしょうか...。


ダウンロード刑罰化は初音ミクブームを加速させる?


初音ミク、VOCALOID曲には、作者が「ダウンロードしてもいいよ」と無料公開してくれているものがたくさんあります。その数はすごく多いです。


しかも、その質も良いものが多く、良いものは良い、評価されて当然なわけです。


よって今後は、ダウンロード刑罰化を受けて、その影響もあってなのか、初音ミクやVOCALOIDがより一般化するのではないかという予感がします。


例えば、以下の様な記事があります。もちろん、この数字が本当に一般市場のものなのかということは大いに疑問がありますが、VOCALOIDの人気がここ数ヶ月で相当加速しているのは事実みたいです。


上のような事情もあり、今後は、VOCALOID曲を作っている作者さん達にとってはすごい環境の変化が起きると私は予想しています。


今まであまり注目されなかった人達も大注目を浴び、無料で曲を公開してくれていた人達のもとには、お金が入ってくる流れが予想されます。もちろん、人によってその差はありますが、その流れは拡大していきます。


これからは音楽業界は、VOCALOIDへの注目により、大企業や集団というよりも、より個の時代といいましょうか。昔よりも個人が注目されるようになるのではないかと考えます。


もしそういうようになったとして、VOCALOID曲を作っている作者さん達には、今まで通りカッコイイ存在で在り続けて欲しいなと個人的にはそう願います。もちろん、中には従来のやり方を変更する人もたくさんいて、それは悪いことではありませんが。


ダウンロード刑罰化の危険


最後に、ダウンロード刑罰化の危険を書いておきます。


いわゆるダウンロード刑罰化法案は、条文が不明確で、解釈が必要な部分も多いわけですが、それ故に濫用の危険も大きい法律となっています。


まず、注意しなければいけないのは、著作権で保護されたコンテンツをダウンロードした場合、ダウンロードした者が刑事罰の対象となる危険があるという点です。


例えば、ある動画の作者さんが「このコンテンツのダウンロードを許可します」と明示していたとして、その動画をダウンロードしたとしましょう。


このような場合でも、その動画を作成した人が動画に含まれている表現のうち一部でも違法コンテンツを使っていた場合、動画の作成者はもちろん(当該法律とは別だが)、ダウンロード刑罰化法案により、その動画をダウンロードした人、そして、その幇助として、その動画を紹介した人、また、その動画を視聴した人にまで刑事罰で処罰される危険があります。


動画を紹介した人とは、例えば、TwitterでURLを記載しただけでもアウト、そのツイートをリツイートしただけでもアウトの可能性があります。


また、動画を視聴した人は、インターネットブラウザには、コンテンツの読み込み速度などを上げるために、コンテンツ情報の一部を自動保存する仕組みがあるのですが、それがアウトになる可能性があります。


つまり、言ってしまえば、インターネットを使用している人は、すべて違法ダウンロードの容疑者になると私は考えています。


例えば、ダウンロードした自覚がなくても、コンテンツを閲覧した際、その一部がパソコンに自動保存される仕組みがブラウザにはあります。そのため、ダウンロード刑罰化が現実になった今、ネットサーフィン(インターネットをたくさん閲覧すること)はとてつもなく危険な行為であり、もし閲覧したサイトに使われている動画が一部でも著作者に無断でとなると、この時点で犯罪者という危険が出てきます。


もちろん、そういうのはパソコンを調べないとわからないだろと思われる方もいるかも知れませんが、先程も言いましたが、インターネットを利用している限り、著作者に無断で公開されたファイルをダウンロードしている可能性が誰にでもあり、また、実務では令状なんかは人権侵害の抑止力でもなんでもなく、令状は請求すれば出るものと聞きます。よって、ほとんどの人は、令状を持ってパソコンを調べられたら、この法案の条文を見る限りでは犯罪者となると思います。このようなこともあり、自分は違法ダウンロードなんてしていないから大丈夫という考えだけは持たないほうが良いかと思います。


また、はっきり言って、インターネットを利用する際に、このコンテンツは果たして権利者に無断で公開されているのか否かということをいちいち調べている暇もなければ、知識や技術を持ち合わせているわけでもない。もし逐一その調査をする必要があり、そのための知識や技術を身に付けなければならないというなら、インターネットをやる意味もないと私は思います。


あと、ここで言っている濫用の危険というのは具体的には、警察が気に入らない人物の家宅捜索をし、取り調べることは容易になるだろうくらいの意味です。ただ、果たして違法ダウンロードを認識なく1、2回行っただけというような事案であれば、送検され、起訴されるかどうかは疑問です。そこは検察の判断に任せられるため、別問題です。



ここで書かれた内容は、すべて私の個人的な考えです。よって、当てにならないので、あくまで参考程度、もしくはそれ以下で評価していただければと思います。また、この記事を書くために特に調べものはしていませんので、一部情報については非常に不確かです。その点についても注意していただければと思います。