尼崎連続変死事件について思うこと

hbw | happy (custom) bokeh wednesday今回は、最近世間を騒がせている尼崎連続変死事件について思うことを記事にしていきたいと思います。この事件は、角田(すみだ)美代子被告(64)の周りで親族を中心に次々と人が消えている、そういう事件です。
photo credit: Adam Foster | Codefor



角田被告について


私は、こういった事件を起こす人達をブラックホールに例えることがあります。


それは、こういった事件を起こす人達がブラックホールに似た特徴を備えているからです。


もちろん、裁判は終わっていませんから、彼女が犯人と決まったわけでもなく、背後に黒幕がいる可能性もありますし、その場合、彼女が犯人に仕立てあげられた可能性もあります。その他、様々な可能性があり、かつ私はこの事件についてもニュースに載っている内容以上のことを知りませんし、特別調べあげたわけでもありません。


しかし、ここで言いたいのは、誰が犯人かということではなく、なぜこういった犯罪が起こるのかということに自分なりに考えがあるからです。


私が思うに、こういった事件を起こす犯人は、幼い頃にとんでもない虐待を受けていたことがほとんどだという印象を持っています。ただし、こういった事件を起こす人達が真実を語ることは殆ど無いという印象も持っているため、それを証明し、説得的に論じることはできません。


彼ら、彼女らは、世の中を、人を全く信用していません。したがって、犯行を自供する確率は極めて低いでしょう。最後の最後まで無実を訴え、嘘をつき続ける事がほとんどだと考えています。似た事件を聞き、判決内容を見る限りで、そのような傾向があるように感じています。


ここで、幼い頃に虐待を受けた子供たちは、ブラックホールになる確率が高いと私は考えています。


では、ブラックホールとは何かですが、ここでは、自分の周りにいる人達、虐待に関係した人達、全く無関係な人達を巻き込んでいくことを意味します。ここで、ブラックホールが厄介なのは、虐待に関係した人達が真っ先に飲み込まれていくわけですが、続いて、全く無関係な人達をも飲み込んでいく悪意です。


ブラックホールになった人達は、自分を惨めにした社会、家族、その他を力の及ぶ限り飲み込みます。


今回の事件は、ニュースを見ていて、主に親族、それも犯人に近い人達から消えていくという傾向があると感じました。そして、これは、私が考えるブラックホールになった人達とその周辺の状況が非常に似ていると感じました。


ブラックホールになった人達の周りでは、沢山の人達が消えていきます。そして、今回の事件でも、角田被告の周りでは沢山の人達が跡形もなく消えています。


もちろん、これだけで、角田被告が幼い頃に虐待を受けていたと断定することはできませんし、絶対に彼女が犯人ということも言えませんが、それならば、なぜ親族は彼女の言うなりになっていたのか、または、犯行の異常さからして、警察に通報したり、周りに相談したりすることがなかったのか疑問に思います。そして、何より内部事情に詳しい人が、なぜ今になって事件について語る気になったのか、色々と謎が多くあります。


その謎を解決できる説明としては、角田被告の親族には、誰にも言えない秘密があったのではないかという考えがあります。


今後の捜査について


この事件については、どうして今まで誰も気づかなかったのかという批判が捜査当局になされていますが、私は、特に現在の捜査機関が批判の対象になるとは考えていません。


もし非難されるべき対象があるとすれば、それは、過去の捜査であり、現在のものではありません。


したがって、私は、問題はあるものの捜査機関は、過去に比べ、よくやってくれていると考えています。


ここで、私は、現代でも過去の虐待の痕跡を追えば、解決できる事件が数多くあると考えています。


そして、今回の事件には全く関係ない可能性がある子供の虐待の件についてですが、子供を虐待している親は、死にたくなかったら今すぐそれをやめたほうがいいと考えます。その子たちが成長すれば、どうなるかを冷静に考えるとよいでしょう。


犯罪の認知件数の増加について


過去と比べると、犯罪の認知件数が増加傾向にありますが、これが必ずしも犯罪増加とつながるわけではありません。捜査能力などの向上により、単に認知できる件数が増加しただけということも考えられます。