MacBookAir Hack

photo-credit: SONY
自社ハードでしか起動しないソフトは古い?
私は昔から疑問に思っていることが一つあります。
それは、何故日本のゲームソフトは、専用ハード、自社ハードでしかプレイできないのか?ということです。
たしかに、開発者視点から言うと、複数のハードに対応させるのは、面倒でお金も時間もかかるからというのが理由かもしれませんし、技術的に難しい面があるのかもしれません。また、ハードを売るためにというのも理由かもしれません。
しかし、今の時代、ハードで稼ごうとするメーカーはあまり多くはありません。 任天堂すら、 3DSの値下げ時は、逆ザヤ(赤字)で売っていたと噂されています。
なぜ、逆ザヤでも販売したいのかというと、前提としてハードが売れないと、ソフトも売れないからであり、ソフトで稼ごうというメーカーの基本姿勢が伺えます。
これは、例えば、 Amazonの Kindleというハードについても言えることです。
また、モバイルでは、 iOSと AndroidというOSが一般ですが、どちらにも対応したソフト(アプリ)は数多くあります。例えば、Androidを開発しているGoogleのアプリすら、ライバル関係にあるiOSに対応していたりします。
私は、ゲーム機を2台も購入する気は全くありませんので、 3DSは買いませんが、もし、 VITAで ポケモンXが出たら、多分買ってますね。そういう人、多いんじゃないかな、と思っています。
もちろん、単に、私ができるだけ持ち物を減らしたいと願う変な人だからである可能性は十分にあります。
しかし、これは、非常に勿体無いことだと思います。
通販、電子書籍、SNS、ミュージック、スマホの時のように、海外勢に市場の主導権をすべて持ってかれるという事にならないと良いのですが...。
やはり、ゲームやアニメの分野は最後まで安心なんでしょうか。
しかし、最終的には、ユーザーの利便性や利益を考え、より自由なものが生き残ると思うので、将来的には不安です。
メディア(アニメやゲームなどのコンテンツのこと)を再生できる機器を自社製品だけにしたりと、自社製品に固執してしまうと、残念なことになりそうな予感はします。
まあ、こんなことを言っても、ほぼ確実に、ハードを作ってる日本メーカーが出すソフトが、他社ハードで起動できるようになる日は来ないわけですが...。
個人的には、好きなハードを選んで、ソフト(アプリ)を遊べるという状態がベストだと考えています。
(市場が海外勢に支配されるようになってからは、どうなるか分かりませんが...。ただし、危機に陥ってから慌てふためくいつもの光景が広がるのではないかと予想はしておきます...。
個人的にやったほうが良いと思うこと
1. VITA上で起動するエミュレーターのようなアプリを無料で公開する。(SONYの許可が必要
2. エミュレーターは、できればニンテンドーDSを含め、それ以前に販売されたハードまで広く含む。
3. PSNで当該エミュレーター上で起動する任天堂ソフト(パッケージ)を100-500円以内で販売する。
4. 販売するパッケージは、一気に数を増やす。
これにより、VITAは、ハードが売れることが予想されますし、任天堂もソフトの売上が伸びると思います。VITAはソフトを売る前提としてハードを売りたいはずですし、任天堂は、ソフトを売りたいはずです。よって、このような流れは、お互いのメーカーにとってプラスであると考えます。
私自身、ニンテンドーDSは、本体ごとポケモンを借りてプレイして以来、他のソフトはやっていませんので、プレイしてみたいソフトは結構あるんですよね。
このような条件なら、任天堂のソフトは普通に買います。
今は、無料で面白いソフト(アプリ)がたくさんあるので、通常はそれだけで満足なんですが、上のような条件が揃っているなら、有料アプリでも遊ぶと考えるからです。
そして、こういう試みが上手くいった場合、現行ハードの最新ソフトも、他社ハードで発売しても良いのではないかと思っています。
あくまで、素人的な感想ではありますが...。
私の言うことは、全く当てになりません。これを読んだ人が何かを考えるきっかけにでもなればと思い、自分が感じたことや思ったことを適当に書きました。ここで書かれた情報は絶対視せずに、自分なりに何かを考える参考程度にしてもらえればと思います。